1449.JR筑豊本線新飯塚駅



JR新飯塚駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3面の地上ホームを有する筑豊本線の駅である。
筑豊本線のほか、非電化の後藤寺線も分岐しており、画像は西口で橋上駅舎化されている。
筑豊本線は福北ゆたか線の愛称が付けられた区間に含まれており、
単式ホームの1番線は福北ゆたか線上り、島式ホームの2番線は福北ゆたか本下り、
3番線は後藤寺線の折り返し列車が使用する。
筑豊本線は筑豊地域で算出される石炭を輸送することを目的に設立された筑豊興業鉄道が敷設した路線で、
1891年8月30日に若松から直方まで敷設し、この時に終着駅として開業した。
筑豊興業鉄道は1982年10月28日に直方から小竹まで延伸、
983年6月30日に黒崎から仲間までの短絡線が完成、同年7月3日に小竹から飯塚まで延伸した。
筑豊地方の各地からやってくる石炭車をここで組み替えて各方面に送り出す拠点駅として発展した。
筑豊興業鉄道は1894年8月15日に筑豊鉄道に社名変更、
飯塚から上山田まで延伸させていこうとしたが、この区間は後に廃止された。
筑豊鉄道は1897年10月1日に九州鉄道と合併、
九州鉄道が1902年6月15日に山野分岐点から上三緒の間に貨物専用駅として芳雄の駅名で開業した。
九州鉄道は1907年7月1日に国有化され、
1909年10月12日の線路名称制定で筑豊本線の所属となった。
芳雄は1920年5月10日に旅客営業を開始し、1935年2月1日に新飯塚に改称された。


画像 dd20980
撮影時刻 2014/12/16 11:49:01

JR新飯塚駅東口。


画像 dd20982
撮影時刻 2014/12/16 11:51:46




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