1456.JR参宮線伊勢市駅



JR伊勢市駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する参宮線の駅である。
また近畿日本鉄道山田線も接続しており、相対式2面線の地上ホームを有している。
単式ホームの1番線は参宮線上り、2番線は参宮線下り、
3番線は伊勢市で折り返す上下線の始発列車が使用する。
JR東海から連番で近鉄のホームも付番されており、
4番線が近鉄山田線上り、北口駅舎と接している5番線が近鉄山田線下りが使用する。
参宮線はその名の通り、伊勢神宮への参拝客輸送のために参宮鉄道により敷設された。
1893年12月31日に津から宮川までの区間が開業、
1897年11月11日に宮川から延伸した時に終着駅として開業した。
開業時の駅名は「山田」だった。
参宮鉄道は1907年10月1日に国有化、
1909年10月12日の線路名称制定により亀山から山田までが参宮線となる。
国有化後の1911年7月21日に山田から鳥羽まで延伸し全通した。
戦後の1959年7月15日に亀山から多気まで紀勢本線に編入され、
参宮線は多気から鳥羽までの区間に変更された。
この時に同時に駅名が「山田」から「伊勢市」に変更された。
近鉄山田線は参宮急行鉄道によって敷設された路線で、
1930年3月27日に松阪から外宮前(現・宮町)までが開業、
同年9月21日に山田まで延伸、この時に山田にもホームが設置された。
同年5月18日には松阪から参急中川(現・伊勢中川)まで延伸、
1931年3月17日には宇治山田まで延伸して全通した。
1941年3月15日に大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、
社名を関西急行鉄道に改称、線路名称改定で同社の山田線所属となる。
戦時中の1944年6月1日には関西急行鉄道が南海鉄道を合併し、社名を近畿日本鉄道に変更した。


画像 dd21051
撮影時刻 2014/12/22 08:02:19

近鉄側の伊勢市駅北口。


画像 dd21041
撮影時刻 2014/12/22 07:34:45




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