1460.JR紀勢本線紀伊勝浦駅



JR紀伊勝浦駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する紀勢本線の駅である。
コンクリート製の駅舎は2階建で、1階部分は売店や観光案内所などになっている。
改札口は2階になっており、跨線橋は那智神社を模した造りになっている。
そのため1番線も駅舎とは直接接していない。
これはかつて駅舎とホームの間に貨物線があった名残である。
紀勢本線のうちJR西日本管区はきのくに線の愛称が付けられて、
1番線は始発列車が使用、JR東海から直通した特急「南紀」も1番線を使用する。
2番線は和歌山方面、3番線は新宮方面の列車が使用する。
紀勢本線は亀山から和歌山市に至る384.2kmの長距離路線で紀伊半島の外周を半周する。
亀山から多気までは関西鉄道及び参宮鉄道が敷設した区間を参宮線としたのち、
参宮線を多気から鳥羽までに変更して紀伊本線に編入した。
新宮から串本の区間は新宮鉄道によって敷設され、国有化後に紀勢中線となり、
紀和から和歌山市までの区間は紀和鉄道が敷設し、国有化後に和歌山線の一部となった。
その他の区間は多気から紀勢東線として、紀和から紀勢西線として国有化後に敷設、
全通した1959年7月15日に全区間を統合して紀勢本線とした。
新宮鉄道が1912年12月4日に三輪崎から敷設した時に終着駅として開業した。
新宮鉄道は1934年7月1日に国有化され、紀勢中線となった。
開業時は「勝浦」の駅名だったが、国有化によって千葉県の勝浦駅と区別するため、
駅名を「紀伊勝浦」に変更した。


画像 dd21087
撮影時刻 2014/12/22 14:17:28

駅前にある足湯施設。


画像 dd21089
撮影時刻 2014/12/22 14:44:49




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