1480.高松琴平電気鉄道長尾駅



高松琴平電気鉄道長尾駅は単式1面1線の地上ホームを有する長尾線の駅である。
長尾線は高松電気軌道が敷設した路線で、1909年10月28日に設立された。
1912年4月30日に出晴(現・瓦町)から長尾までの区間が一気に開業した。
1943年11月1日に高松電気軌道は琴平電鉄、讃岐電鉄と合併、
戦時統合により琴平高松電気鉄道が誕生した。
琴平電鉄は1924年7月28日に設立、
1926年12月21日に現在の琴平線の一部となる栗林公園−滝宮間が開業した。
1927年4月22日には高松(現・瓦町)−栗林公園間が開業する。
1938年5月1日に塩江温泉鉄道合併し、塩江線とするが1941年5月10日に廃止している。
讃岐電鉄は1910年5月1日に東讃電気軌道として設立され、
1913年10月15日には現在巣の志度線の一部となる今橋−志度(現・琴電志度)間が開業する。
1915年12月25日に四国水力電気が東讃電気軌道を合併、
1942年4月30日には電力統合に伴い四国水力電気が解散し、讃岐電鉄が設立され事業を引き継ぐ。
1996年12月21日に瓦町駅に駅ビル「コトデン瓦町ビル」が完成、
そごうとの合弁会社を設立して翌年に「コトデンそごう」を開業させたが、
2000年7月12日にそごうグループが破綻、
あおりを受けて高松琴平電気鉄道も2001年12月7日に高松地裁に民事再生法適用を申請、
2002年7月に再生計画の承認を受け、同計画は2006年3月に終了する。
長尾線は開業した1912年に既に白鳥本町までの延伸が計画されていたが、
実現することなく1916年には免許が失効し白紙撤回された。
このため長尾駅のホームは長尾寺を避けて延伸するために少しカーブしている。


画像 dd21249
撮影時刻 2015/01/10 08:53:41



REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2019