1496.名古屋鉄道猿投駅
名古屋鉄道猿投駅は島式1面2線の地上ホームを有する三河線の駅である。
三河線山線の終着駅であるが、もともとは西中金方面に線路が延びていたため、
構造的には途中駅のような線形になっている。
犬山検査場猿投検車区が併設されており、
いったん廃止された西中金方面に進んでから、
スイッチバックする形で検車区に入線する。
駅舎ホーム側は1番線、反対側は2番線に付番、構内踏切で繋がっている。
名古屋鉄道三河線は猿投から碧南を結ぶ39.8kmの路線だが、
名古屋本線知立を境に猿投方面を山線、碧南方面を海線と通称される。
かつては山線は猿投から西中金、海線は碧南から吉良吉田まで線路が延びていたが、
閑散区間のため2004年4月1日に廃止された。
三河線は1912年5月30日に設立された三河鉄道によって敷設された。
1914年2月5日には刈谷新から大浜港までの区間を敷設した。
1915年10月28日には刈谷新から知立まで延伸、
1920年7月5日には知立から山線の土橋まで延伸、
同年8月31日には上挙母まで延伸、11月1日には挙母(現・豊田市)まで延伸、
1922年1月17日には越戸まで延伸、
1924年10月31日には猿投まで延伸、山線の現開業区間が開業した。
その後も山線は西中金まで、海線は三河吉田(現・吉良吉田)まで延伸した。
1941年6月1日には名古屋鉄道が三河鉄道を合併、
西中金から吉良吉田、現在の蒲郡線である区間を含めて三河線となった。
画像 dd21387
撮影時刻 2015/05/11 10:20:04
駅に併設されている猿投検車区。 画像 dd21388 撮影時刻 2015/05/11 10:22:17 |
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