1504.名古屋鉄道玉ノ井駅
名古屋鉄道玉ノ井駅は単式1面1線の地上ホームを有する尾西線の終着駅である。
尾西線は尾西鉄道が敷設した路線を名鉄が合併したものである。
草津を起点にして名古屋方面に敷設された関西鉄道(現・JR関西本線)は、
1894年7月5日に四日市から桑名まで延伸したが、
その後名古屋までのルートとして弥富から最短ルートと、
津島を経由するルートが検討されたが、
結局津島経由のルートは誘致運動が実を結ばず廃案となった。
そこで地元の有志が出資して尾西鉄道が設立され、
1898年4月3日に弥富から津島までの区間が開業した。
更に津島から先も建設され、1899年2月17日には森上まで延伸、
同年7月18日には萩原まで延伸、1900年1月24日には一ノ宮まで延伸した。
その後、1914年8が節4日には新一宮から木曽川橋まで延伸、
1918年5月1日に貨物線として木曽川橋から木曽川港まで延伸して全通した。
尾西鉄道は1925年8月1日に名古屋鉄道に買収され、尾西線となる。
不要不急路線として戦時中の1944年3月21日に、
奥町から木曽川港までの区間が休止され、
戦後、1951年12月28日に奥町から玉ノ井までの区間が再開されたが、
1959年11月25日に玉ノ井から木曽川港までの区間は廃止が決まった。
画像 dd21429
撮影時刻 2015/05/12 08:56:41
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