1512.近畿日本鉄道道明寺駅



近畿日本鉄道道明寺駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する、
南大阪線の駅であり、また道明寺から柏原までを結ぶ道明寺線が分岐する。
南大阪線も柏原線も狭軌の区間で、単式ホームの1番線は道明寺線が使用、
島式ホームの2番線は南大阪線下り、3番線は南大阪線上りが使用する。
現在の道明寺線と南大阪線の一部となる柏原から古市までの区間は、
1898年3月24日に 河陽鉄道が敷設してもので、
この時道明寺も中間駅として開業した。
翌年1899年5月11日には河陽鉄道が敷設した区間を河南鉄道が承継、
河南鉄道は1919年3月8日に社名を変更して大阪鉄道となる。
1922年4月18日に道明寺から分岐して布忍までの区間が開業する。
戦時中の1943年2月1日に関西急行鉄道が大阪鉄道を吸収合併、
更に1944年6月1日には関西急行鉄道と南海鉄道が戦時合併、
社名を近畿日本鉄道に変更したが、
戦後の1947年6月1日には南海鉄道の路線は分離され、
高野山鉄道に譲渡され、社名を南海電気鉄道に変更した。
現在の駅舎は1988年春頃に改築されたものである。
駅名は西に約500mの位置にある道明寺に因んでいる。
道明寺は真言宗御室派の尼寺で、本尊は十一面観音像で、
6世紀に菅原道真の祖先にあたる豪族の土師氏の氏寺として建立された。


画像 dd21472
撮影時刻 2015/05/22 13:22:00



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