1514.近畿日本鉄道御所駅



近畿日本鉄道御所駅は相対式2面2線の地上ホームを有する御所線の終着駅である。
終着駅であるが、開業当時にはこの先の延伸計画もあり、
そのため途中駅のような構造となさっている。
駅舎は1番線側にあり、2番線ホームとは構内踏切で繋がっている。
近鉄御所線は南大阪線尺度から分岐して近鉄御所までを結ぶ5.2kmの路線で、
南和電気鉄道が1930年12月9日に全区間一気に開通させた。
開業当時の駅名は“南和御所町”という駅名だった。
もともと南和電気鉄道は大阪鉄道の傍系会社で、
戦時中の1943年2月1日に関西急行鉄道が大阪鉄道を合併、
1944年4月1日に南和電気鉄道も関西急行鉄道に合併された。
この時に駅名も“関急御所”と改称され、
1944年6月1日には関西急行鉄道と南海鉄道が戦時合併、
社名を近畿日本鉄道に変更したが、この時“近畿日本御所”に改称された。
戦後の1947年6月1日には南海鉄道の路線は分離され、
高野山鉄道に譲渡され、社名を南海電気鉄道に変更した。
1970年3月1日には現在の駅名である“近鉄御所”に改称された。
駅名は地名から来ており、地名は市内を流れる葛城川に5つの瀬があったとする説や、
孝昭天皇の御諸が「御所」に変わったとする説がある。


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撮影時刻 2015/05/22 14:57:25



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