1522.JR紀勢本線津駅



JR津駅は単式1線1線と島式2面4線に切り欠きホームを加えた、
計3面6線の地上ホームを有する紀勢本線の駅である。
JR紀勢本線のほか近鉄名古屋線、伊勢鉄道も接続する。
画像は東口で、こちら側に単式ホームとなっており、
単式ホームの反対側を切り欠いたホームが1番線で伊勢鉄道伊勢線が使用、
2番線は紀勢本線下り、3番線は紀勢本線上りと伊勢鉄道経由の特急、快速、
4番線は伊勢鉄道上下線の待避列車が使用する。
5番線は近鉄名古屋線の下り、6番線は近鉄名古屋線上りが使用する。
関西鉄道が1891年11月4日に津支線を敷設した時、終着駅として開業する。
津支線は亀山から津までの区間の支線で、現在の紀勢本線の一部である。
1893年12月31日に参宮鉄道が津から相可(現・多気)までの区間を敷設した。
関西鉄道と参宮鉄道は1907年10月1日に国有化、
1909年10月12日の線路名称制定より、
関西鉄道津支線と参宮鉄道の路線は参宮線となった。
1959年7月15日の線路名称改称により紀勢本線の所属になった。
1973年9月1日に伊勢線が乗り入れたが、
国鉄分割民営化直前の1987年3月27日に第三セクターの伊勢鉄道の転換された。
一方近鉄の方は1932年4月3日に参宮急行電鉄が津新町から津まで延伸、
終着駅として接続し、1938年6月20日には江戸橋まで延伸して中間駅となった。
参宮急行鉄道は1941年3月15日に大阪電気鉄道に合併、
同時に社名が関西急行鉄道に改称された。
戦時中の1944年6月1日に関西急行鉄道は南海鉄道と合併、
この時社名を近畿日本鉄道に変更している。
戦後に南海鉄道の所有路線は、
1925年に設立された高野山電気鉄道が南海電気鉄道に社名変更し、
1947年6月1日に旧・南海鉄道の路線を引き継いだ。


画像 dd21517
撮影時刻 2015/05/23 14:45:03

津駅近鉄側の出口。


画像 dd21516
撮影時刻 2015/05/23 14:40:50




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