1523.近畿日本鉄道河内山本駅



近畿日本鉄道河内山本駅は単式1面1線と島式2面4線の計3面5線の、
地上ホームを有する大阪線の駅であり、信貴線の起点駅でもある。
島式ホームは北側から1番線から4番線に付番され、ホーム長は10両分あり、
更にその北側にある単式ホームが5番線に付番され、ホーム長は2両分しかない。
1番線は大阪線下り待避線と信貴線、2番線は大阪線下り主本線、
3番線は大阪線上り主本線、4番線は大阪線上り待避線が使用、
5番線は信貴線専用となっていて、線路は河内山本までとなっている。
現在の近鉄大阪線の一部に当たる大阪電気軌道八木線が、
1925年9月30日に八尾(現・近鉄八尾)から恩智まで延伸された時、
同時に中間駅として開業、開業同時の駅名は「山本」だった。
1930年12月15日に大阪電気軌道信貴線が開通する。
1932年12月頃、駅名を「大軌山本」に改称、
大阪電気軌道は1941年3月15日に参宮急行電鉄に合併、
社名を関西急行鉄道に改称、同時に駅名も「河内山本」に変更された。
戦時中の1944年6月1日に現在の南海本線を運行していた、
南海鉄道と合併して近畿日本鉄道となる。
戦後の1947年6月1日に現在の南海高野線を運行していた、
高野山電気鉄道に南海鉄道の路線を譲渡、
高野山電気鉄道は南海電気鉄道に社名を変更した。


画像 dd21522
撮影時刻 2015/05/23 17:05:27



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