1538.伊豆箱根鉄道大仁駅
伊豆箱根鉄道大仁駅は島式1面2線の地上ホームを有する駿豆線の駅である。
駅舎は1番線ホーム側に設置されており、
駅舎とホームとは構内踏切で結ばれている。
1番線の駅舎側にもホームが設置されているが現在は使われていない。
これはかつて大仁駅が終着駅だった時の名残である。
1番線側に構内踏切があるため、列車交換が行われない場合、
上下線とも2番線を使用、上下線がこの駅ですれ違い待ちをする場合、
1番線は下り、2番線は上りが使用する。
伊豆箱根鉄道は西武鉄道の系列会社で、
箱根地区と伊豆地区において鉄道路線と遊覧船を運営をしている。
現在の駿豆線を敷設したのは1893年5月に設立された豆相鉄道で、
1898年5月20日に三島町(現・三島田町)から南條(現・伊豆長岡)の区間が開業、
同年6月15日に三島(現・御殿場線下土狩)から三島町まで延伸する。
1899年7月17日に南條から大仁まで延伸、この時に終着駅として開業する。
豆相鉄道は1907年7月19日に伊豆鉄道へ事業を譲渡、
伊豆鉄道の鉄道事業は1912年4月1日駿豆電気鉄道が買収、
駿豆電気鉄道は1916年10月5日に富士水力電気へ合併した。
1916年12月7日に設立された駿豆鉄道が富士水力電気から鉄道、軌道事業を譲渡、
同社は1923年には現在の西武鉄道の礎となった、
箱根土地(後のコクド、現・プリンスホテル)の傘下となる。
1924年8月1日に大仁から修善寺まで延伸、全通した。
1933年には大雄山鉄道も箱根土地の傘下となり、
1941年8月23日に駿豆鉄道が大雄山鉄道を合併し、
1957年6月1日に伊豆箱根鉄道に社名を変更した。
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撮影時刻 2015/06/10 10:20:15
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