1555.静岡鉄道新静岡駅



静岡鉄道新静岡駅は頭端式2面3線の地上ホームを有する静岡清水線の駅である。
駅ビル「新静岡セノバ」にの1階部分にホーム機能が集約されている。
新静岡は静岡清水線の終点であり、全ての列車がここで折り返す。
日中は1番線、2番線を使用、3番線は2番線の降車ホームとしても使用される。
静岡鉄道はもともと製茶問屋から清水港へお茶を輸送する目的で、
1906年8月21日に設立された静岡鉄道が前身である。
静岡清水線はこの静岡鉄道によって1908年5月18日に、
辻村(現・新清水)から清水町(のちの波止場)が部分開業した。
この会社は同年7月28日に大日本軌道の静岡支社となる。
1908年12月9日に鷹匠町から辻村までの区間が開業して全通した。
開業当時は「鷹匠町」の駅名だったが、
1954年10月1日に「新静岡」に改称された。
1918年に江尻新道(現・新清水)から波止場の区間が廃止になる。
1919年5月1日に駿遠電気が設立され、大軌静岡支社の事業を引き継いだ。
駿遠電気は1923年2月28日には静岡電気鉄道に改称した。
静岡電気鉄道は戦時中の1943年5月15日に、
藤相鉄道、中遠鉄道、静岡乗合自動車、静岡交通を合併、
会社名が「静岡鉄道」に改称された。
この時、初代会長に東急の五島慶太氏が着任し、
戦後も東急が筆頭株主であるが東急グループではない。
現在の駅ビルが完成したのは2011年10月5日である。
JR静岡駅からは徒歩約7分の距離にある。


画像 dd21826
撮影時刻 2015/06/24 10:53:04



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