1558.新京成電鉄北初富駅



新京成電鉄北初富駅は相対式2面2線の高架ホームを有する新京成線の駅である。
1番線は下り、2番線は上りが使用、画像は仮設駅舎時代のものである。
新京成電鉄はその名の通り京成電鉄の子会社で、
戦時中の鉄道連隊が施設した演習線を転用して施設された。
演習線は千葉から総武線と別ルートで津田沼に至り、
上本郷から江戸川堤防付近まで施設されていた。
転用に当たって一部短絡線などを施設したが大半は演習線の路盤を使用している。
京成電鉄京成津田沼駅への接続線は何度かルート変更され、
現在は新津田沼から単線で接続する。
新京成線は1947年12月27日に新津田沼駅から薬園台までの区間が部分開業、
1948年8月26日に薬園台から滝不動まで延伸、
1949年1月8日に鎌ヶ谷大仏まで延伸、
同年10月7日に鎌ヶ谷初富(現・初富)まで延伸、
1953年10月20日に新津田沼から京成津田沼に乗り入れ、
1955年4月21日に初富から松戸まで延伸 して全通、
この時に北初富も同時に開業した。
京成が直通する京急、都営浅草線、北総線などと、
車両番号の千番台を分け合っているため、
京成津田沼から京成千葉線に直通している新京成電鉄では、
8000番台を使用している。
1979年3月8日に北総開発鉄道(現・北総鉄道)が小室から北初富まで開業、
新京成に乗り入れるとともに、北初富が乗換駅となった。
1992年7月8日に新鎌ケ谷が開業、
新京成と北総線の接続が新鎌ケ谷に変更となり、
北総線の新鎌ケ谷と北初富の区間が廃止となった。
以前は相対式2面2線の地上ホームだったが、
2017年10月21日に下り線が高架化、
2019年12月1日に上り線が高架化された。
画像は仮設時代の北初富駅である。


画像 dd21842
撮影時刻 2015/08/08 12:33:05



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