1560.新京成電鉄高根木戸駅



新京成電鉄高根木戸駅は島式1面2線の地上ホームを有する新京成線の駅である。
1番線は下り、2番線は上りが使用、橋上駅舎化されていている。
新京成電鉄はその名の通り京成電鉄の子会社で、
戦時中の鉄道連隊が施設した演習線を転用して施設された。
演習線は千葉から総武線と別ルートで津田沼に至り、
上本郷から江戸川堤防付近まで施設されていた。
転用に当たって一部短絡線などを施設したが大半は演習線の路盤を使用している。
京成電鉄京成津田沼駅への接続線は何度かルート変更され、
現在は新津田沼から単線で接続する。
新京成線は1947年12月27日に新津田沼駅から薬園台までの区間が部分開業、
1948年8月26日に薬園台から滝不動まで延伸、
同年10月8日に高根木戸は開業した。
1949年1月8日に鎌ヶ谷大仏まで延伸、
同年10月7日に鎌ヶ谷初富(現・初富)まで延伸、
1953年10月20日に新津田沼から京成津田沼に乗り入れ、
1955年4月21日に初富から松戸まで延伸して全通した。
京成が直通する京急、都営浅草線、北総線などと、
車両番号の千番台を分け合っているため、
京成津田沼から京成千葉線に直通している新京成電鉄では、
8000番台を使用している。
駅名の由来は新京成電鉄のホームページによると、
江戸時代、この付近は幕府の馬の放牧地であったが、
馬が農地に入り畑を荒らすのを防ぐために小高い土手を築き、
その一部に“木戸”で作った通用口を設置した事によるものだとのこと。


画像 dd21883
撮影時刻 2015/09/12 12:47:46

新京成高根木戸駅北口。


画像 dd21881
撮影時刻 2015/09/12 12:43:02




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