1580.JR東北本線槻木駅



JR槻木駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する東北本線の駅である。
また阿武隈急行線も乗り入れている。
駅舎に接している単式ホームが1番線に付番、東北本線上りが使用、
島式ホーム2番線には阿武隈急行線が使用、
3番線は東北本線3番線が使用する。
阿武隈急行梁川始発で東北本線下りに直通して、
仙台まで行く車両は2番線を使用する。
単式ホームと島式ホームは跨線橋で繋がっている。
阿武隈急行線はもともと国鉄丸森線だったため、
今でも仙台までの直通運転がある。
2番線から発車した阿武隈急行線は船岡方面に走り、
阿武隈川から分岐した白石川を鉄橋で渡ってから、
立体交差で上り線をオーバーパスする。
現在の東北本線を敷設したのは日本鉄道という私鉄で、
郡山から仙台までの区間を延伸開業させたのは1887年12月15日である。
しかしその段階で槻木には駅はなく、
ここに駅が出来たのは1891年1月12日である。
日本鉄道は1906年11月1日に国有化、
1909年10月12日の線路名称制定で東北本線の所属となった。
現在の阿武隈急行線は1968年4月1日に槻木から丸森の区間が開業、
そのため丸森線の名称になった。
丸森線は1981年9月18日に特定地方交通線として廃止が決定、
これを受けて1984年4月5日に第三セクターの阿武隈急行が設立、
1986年7月1日に槻木から丸森の区間を転換した。
更に未成区間の丸森から福島間の区間も、
1988年7月1日に開業させ、阿武隈急行線は全通した。


画像 dd22109
撮影時刻 2015/11/15 10:11:48



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