1585.新京成電鉄鎌ヶ谷大仏駅



新京成電鉄鎌ヶ谷大仏駅は島式1面2線の地上ホームを有する、
新京成電鉄線の駅であり、画像は北口である。
1番線は下り、2番線は上りが使用、橋上駅舎化されている。
新京成電鉄はその名の通り京成電鉄の子会社で、
戦時中の鉄道連隊が施設した演習線を転用して施設された。
演習線は千葉から総武線と別ルートで津田沼に至り、
上本郷から江戸川堤防付近まで施設されていた。
転用に当たって一部短絡線などを施設したが大半は演習線の路盤を使用している。
京成電鉄京成津田沼駅への接続線は何度かルート変更され、
現在は新津田沼から単線で接続する。
新京成線は1947年12月27日に新津田沼駅から薬園台までの区間が部分開業、
1948年8月26日に薬園台から滝不動まで延伸、
1949年1月8日に鎌ヶ谷大仏まで延伸、
この時に三咲も同時に開業した。
同年10月7日に鎌ヶ谷初富(現・初富)まで延伸、
1953年10月20日に新津田沼から京成津田沼に乗り入れ、
1955年4月21日に初富から松戸まで延伸して全通した。
京成が直通する京急、都営浅草線、北総線などと、
車両番号の千番台を分け合っているため、
京成津田沼から京成千葉線に直通している新京成電鉄では、
8000番台を使用している。
駅名は駅に近接する鎌ケ谷大仏に由来する。
鎌ヶ谷大仏は1776年11月に鎌ヶ谷宿に住む大国屋福田文右衛門が、
江戸神田の鋳物職人多川主膳に作らせたものとされ、
現在でも福田家が所有、管理し、墓地の中に建っている。
大仏は鋳造青銅製の釈迦如来像で、
高さ1.8mで台座含めて2.3mと大仏と呼ぶには小さい。


画像 dd22156
撮影時刻 2015/11/21 14:20:57

新京成鎌ヶ谷大仏駅南口。


画像 dd22155
撮影時刻 2015/11/21 14:14:20




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