1587.京浜急行小島新田駅



京浜急行小島新田駅は島式1面2線の地上ホームを有する大師線の駅である。
終着駅であるが、島式ホームになっているのはかつて中間駅だったからである。
現在の京急大師線は大師電気鉄道が敷設した路線で、
1899年1月21日に川崎(後の六郷橋)から大師(現・川崎大師)の区間が開業、
大師電気鉄道は同年4月25日に社名を京浜電気鉄道に変更、
1902年9月1日に旧川崎は六郷橋に改称の上、
六郷橋から川崎(現・京急川崎)までの区間が開業した。
大師の駅名は1925年11月に川崎大師に改称、
1928年12月28日に川崎から六郷橋の区間が経路変更、
京浜電気鉄道は戦時中の1942年5月1日に東京横浜電鉄に合併、
東京横浜電鉄は同時に東京急行電鉄に社名を変更した。
1944年6月1日に川崎大師から産業道路(現・大師橋)まで延伸、
同年10月1日には入江崎まで延伸、この時に小島新田も開業した。
1945年1月7日に桜本まで延伸し、大師線は全通した。
京浜電気鉄道の路線は戦後の1948年6月1日に独立、
社名は京浜急行電鉄に変更された。
1951年3月には塩浜から桜本までの区間が休止、
1964年3月25日には小島新田から塩浜までの区間が休止、
休止された区間は1970年11月20日には正式廃止された。
小島新田はかつては川崎貨物駅の向こう側に位置していたが、
1964年3月25日に移転された。
当時は単式1面1線だったが、
2010年3月14日に島式1面2線に変更された。


画像 dd22166
撮影時刻 2015/11/28 12:36:48



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