1617.阪急電鉄甲陽園駅
阪急電鉄甲陽園駅は頭端式1面1線の甲陽線の駅である。
甲陽線は阪急神戸本線夙川から分岐する2駅、2.2kmの支線で、
甲陽園は戦前に存在した実業家、本庄京三郎が、
1918年5月に設立した甲陽土地が開発したものである。
旅館、温泉、運動場、動物園、劇場、映画撮影所などがあり、
さらに周辺の宅地開発も行った。
温泉はカルパス温泉と呼ばれ、歓楽地として発展した。
そのため阪神急行電鉄が1924年10月1日に支線を敷設した。
阪急は1906年10月19日に箕面有馬電気軌道として設立され、
1910年には宝塚本線、箕面線が完成した。
1918年2月4日には社名を阪神急行電鉄に変更し、
1920年には神戸本線、伊丹線が開業した。
戦時中の1943年10月1日に京阪電気鉄道と合併し、
京阪神急行電鉄となる。
戦後京阪電鉄は独立するが、
新京阪鉄道が敷設した路線を譲り受け、
京都本線などとする。
画像 dd22374
撮影時刻 2016/05/13 16:05:51
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