1624.南海電鉄三国ヶ丘駅



南海電鉄三国ヶ丘駅は相対式2面2線の地上ホームを有する、
高野線の駅であり、またJR阪和線も接続する。
南海高野線のホームは1番線が下り、2番線が上りとなっており、
JR阪和線は堀割の中に相対式2面2線のホームが設置され、
1番線は下り、2番線は上りが使用する。
南海電気鉄道は大阪から和歌山、高野山への路線を所有、
南海道(紀伊、淡路島、四国)へ路線延長を目指して「南海」を社名にした。
大阪堺間鉄道が1884年6月16日に設立、
同年11月22日に社名を阪堺鉄道に変更する。
1885年12月29日には現在の南海本線の一部である、
難波から大和川(現・廃止)までを開業させた。
1895年8月25日に南海鉄道が設立され、
阪堺鉄道は1898年10月1日に南海鉄道に事業を譲渡する。
1900年に天下茶屋から天王寺までの区間を開業、
1903年には難波から和歌山市までの区間が全通した。
その後、浪速電車軌道を合併、阪堺電気軌道を合併、
大阪高野鉄道、高野大師鉄道を合併、
高野山電気鉄道を設立、阪和電気鉄道を合併、加太電気鉄道を合併する。
戦時中の1944年5月1日に阪和電気鉄道の敷設した、
山手線を運輸通信省が買収、国鉄阪和線となる。
同年6月1日には関西急行鉄道と南海鉄道が合併し、近畿日本鉄道が誕生する。
1925年に設立された高野山電気鉄道が、
1947年6月1日に旧・南海鉄道の路線を引き継ぎ、
同時に社名を南海電気鉄道に変更した。
三国ヶ丘に駅が出来たのは1942年2月15日で、
阪和線を敷設した阪和電気鉄道は1940年に南海と合併、
所有していた路線は山手線となった。
そのため開業当時は同じ南海の路線の駅であった。
仁徳天皇陵と呼ばれた大仙陵古墳の東に位置するが、
正面遥拝所のある前方部へは百舌鳥の方が近い。


画像 dd22420
撮影時刻 2016/05/14 14:02:39



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