1627.嵯峨野観光鉄道トロッコ亀岡駅



嵯峨野観光鉄道トロッコ亀岡駅は単式1面1線の地上ホームを有する、
嵯峨野観光鉄道線の駅であり、同線の終着駅である。
参院本の最寄り駅は亀岡よりも馬堀の方が高く、約500mの距離である。
嵯峨野観光鉄道は山陰本線旧線を利用した観光に特化した鉄道であり、
トロッコ列車のみを運行する。
現在の嵯峨野線の前身である京都鉄道は、
1893年に京都から舞鶴までの鉄道を敷設するために設立され、
1897年2月15日に二条−嵯峨(現・嵯峨嵐山)が部分開業し、
同年4月27日には大宮(1899年8月1日閉鎖)、
同年11月16日には京都まで延伸した。
1899年8月15日には嵯峨から園部まで延伸して全通した。
1907年8月1日には国有化され、
国鉄分割民営化でJR西日本に継承された。
1989年3月5日に嵯峨から馬堀までの区間を、
電化複線化した新線に切り替えて旧線を廃止したが、
風光明媚な保津峡を通る旧線を残して欲しいという要望があり、
この旧線を使用したトロッコ鉄道を運営することとなり、
JR西日本の完全子会社として嵯峨野観光鉄道が設立され、
山陰本線旧線を嵯峨野観光線としてトロッコ列車を運行するようになった。
この区間はDE10型ディーゼル機関車牽引の、
トキ25000形無蓋車改造のトロッコ列車を運転している。
嵯峨野観光線は戸籍上は山陰本線であり、JR西日本が所有する。
嵯峨野観光鉄道は第二種鉄道事業者としてトロッコ列車のみを運行し、
観光特化の鉄道会社として営業している。
1991年4月27日に嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線は、
トロッコ嵯峨からトロッコ亀岡までの4駅、7.3kmの嵯峨野観光線が開業した。


画像 dd22457
撮影時刻 2016/05/15 10:33:27



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