1630.JR東海道本線東淀川駅



JR東淀川駅は島式2面4線の地上ホームを有する、
東海道本線の駅であるが、実質的には2面2線となっている。
1番線は下り通過線が使用、ホームは閉鎖、
2番線は下りが使用、3番線は上りが使用、
4番線は上り通過線が使用、ホームは閉鎖されている。
官設鉄道の大阪から向日町までの区間が敷設されたのは、
1876年7月26日であるが、
東淀川に駅が設置されたのは1940年4月1日である。
戦前の新幹線計画、一般的に云われていた“弾丸列車計画”で、
新大阪駅が設置される予定だったのがここであった。
しかし戦後改めて東海道新幹線の敷設が検討された際、
山陽新幹線延伸の考慮して東海道本線と北方貨物線の分岐点に予定を変更、
東淀川から約700m先に新大阪が設置され、東海道新幹線が乗り入れた。
そのため1964年10月1日の東海道新幹線開業に合わせ、
東淀川駅を廃止も検討されたが、
地元住民の反対もあり存続が決まった。
画像は旧駅舎の西口で、旧駅舎時代は地下通路で結ばれていた。
北宮原踏切が“開かずの踏切”として問題視され、
2018年11月11日に橋上駅舎に切り替え、
それに併せて東西自由通路が設置された。


画像 dd22479
撮影時刻 2016/05/15 15:10:02

JR東淀川駅旧駅舎東口正面。


画像 dd22477
撮影時刻 2016/05/15 15:06:10
JR東淀川駅旧駅舎東口側面。


画像 dd22478
撮影時刻 2016/05/15 15:06:41




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