1639．ＪＲ関西本線加茂駅

ＪＲ加茂駅は島式２面３線の地上ホームを有する関西本線の駅で､
島式ホームの間には線路が１本しかなく､両側がホームと接している。
関西本線のうち亀山から加茂までが非電化で､
加茂では上下線で電化､非電化に分かれる。
そのため全ての列車が加茂で折り返し運転となる。
１番線､３番線､４番線は関西本線下りで電化区間､
２番線､３番線､４番線は関西本線上りで非電化区間の列車が使用する。
画像は東口で､橋上駅舎化されている。
関西本線は関西鉄道が敷設した路線で､
１８９０年２月１９日に三雲から柘植までを敷設したのに始まる。
同年１２月２５日に柘植から四日市まで延伸､
１８９４年７月５日には桑名まで延伸､
名古屋側からは１８９５年５月２４日に名古屋から前ヶ須（現･弥富）まで開業､
同年１１月７日に弥富から桑名までの区間が開業､名古屋から草津までが全通した。
支線として１８９７年１月１５日に柘植から上野（現･伊賀上野）までが開業､
同年１１月１１日に上野から加茂までが延伸､この時終着駅として開業した。
１８９８年４月１９日に大仏（現･廃止）まで延伸､
この時名古屋から加茂までが本線､柘植から草津までを支線に変更､
１８９９年５月２１日に奈良まで延伸した。
木津から奈良までを奈良鉄道､
奈良から湊町（現･ＪＲ難波）までは大阪鉄道が敷設､
１９０７年１０月１日に関西鉄道が国有化され､
１９０９年１０月１２日に線路名称制定により､
名古屋から湊町までが関西本線に制定された。


画像 dd22568
撮影時刻 2016/07/23 10:34:42

ＪＲ加茂駅西口。 画像 dd22569 撮影時刻 2016/07/23 10:37:00

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