1658.弘南鉄道黒石駅



弘南鉄道黒石駅は頭端式1面2面の、
地上ホームを有する弘南線の終着駅である。
終着駅のため到着した列車は原則として折り返すが、
ほとんどの列車は1番線を使用する。
石黒線が乗り入れていた時代は2面4線だった。
石黒に初めて駅を造ったの国有鉄道石黒軽便線で、
1912年8月15日に川辺から石黒の6.6kmが開業した。
石黒軽便線は1922年9月2日に石黒線に名称変更、
しかし1981年9月18日に、
第1次特定地方交通線として廃止が承認、
それを受けて1984年11月1日に弘南鉄道に転換、
しかし1998年4月1日に全線が廃止された。
一方、弘南線は弘南鉄道が敷設した路線で、
1927年9月7日に弘南弘前(現・弘前)から津軽尾上までが開業、
1950年7月1日に津軽尾上から弘南石黒(現・石黒)に延伸、
弘南線が全通、この時終着駅として開業した。
国鉄石黒駅は北側約10mの距離に位置していたが、
1984年11月1日の石黒線転換により、
国鉄石黒駅を廃止し、弘南鉄道の駅に統合した。
現在の駅舎は1986年4月1日に完成、
駅名も「弘南石黒」から「石黒」に改称された。


画像 dd22838
撮影時刻 2016/09/17 13:44:46

裏側から見た弘南鉄道黒石駅。


画像 dd22833
撮影時刻 2016/09/17 13:02:49




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