1666.秋田内陸縦貫鉄道角館駅
秋田内陸縦貫鉄道角館駅は頭端式1面1線の、
地上ホームを有する秋田内陸線の駅である。
JR角館駅とは改札が独立していて、
普段は一度外に出る形になっているが、
ホームは繋がっており、遅延時などは、
駅員の判断で柵を開けることもある。
秋田内陸縦貫鉄道し国鉄の特定地方線である、
角館線、阿仁合線を引き継いで設立された第三セクターである。
阿仁合線は1934年12月10日に鷹ノ巣から米内沢までが開業、
1935年11月15日に阿仁前田まで延伸、
1936年9月25日に阿仁合まで延伸、
戦後の1963年10月15日に比立内まで延伸して全通した。
一方、角館線は1970年11月1日に角館から松葉までが開業した。
この時に角館線の始発駅として同時に開業した。
阿仁合線と角館線はもともと改正鉄道敷設法別表第13号で、
「秋田県鷹ノ巣ヨリ阿仁合ヲ経テ角館ニ至ル鉄道」として、
接続する予定だったが国鉄再建法施行により工事は凍結、
角館線は1981年9月11日に、
第1次特定地方交通線として廃止が承認、
阿仁合線も1984年6月22日に、
第2次特定地方交通線として廃止が承認された。
それを受けて1984年10月31日に秋田内陸縦貫鉄道が設立、
1986年11月1日に廃止になった、
角館線及び阿仁合線を国鉄から譲り受け、
鷹巣−比立内間を秋田内陸北線、
松葉−角館間を秋田内陸南線として開業した。
凍結された比立内から松葉までの区間の工事も再開し、
1989年11月1日に開通して全通した。
画像 dd22953
撮影時刻 2016/09/19 15:13:16
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