1689.JR山陽本線宇部駅



JR宇部駅は単式1面1線と島式2面4線に、
単式ホームを切り欠いて0番線とした、
計3面6線構造の山陽本線の駅である。
また宇部を終点とする宇部線も接続している。
駅舎に隣接した単式ホームの1番線は、
山陽本線厚狭方面と宇部線に直通する列車が使用、
1番線単式ホームを切り欠いた0番線は宇部線折り返し、
島式ホームの3番線、4番線は山陽本線下りが使用、
5番線、6番線は山陽本線上りが使用する。
単式ホームと島式ホームの間には中線があり、2番線に付番されている。
3番線は予備ホームであり、定期列車の発着はない。
6番線は貨物列車待避時に使用する。
山陽本線が三田尻(現・防府)から厚狭まで開業したのは、
1900年12月3日だが、
宇部に駅が出来たのは1910年7月1日である。
現在の宇部線は宇部軽便鉄道によって敷設された路線で、
1914年1月9日に宇部から宇部新川の間が開業した。
宇部軽便鉄道は1921年12月21日に宇部鉄道に社名を変更、
1923年8月1日に床波まで延伸、
1924年8月17日に本阿知須(現・阿知須)まで延伸、
1925年3月26日に小郡(現・新山口)まで延伸して全通した。
宇部軽便鉄道は宇部電気鉄道と合併、宇部鉄道となった。
宇部鉄道は戦時中の1943年5月1日に国有化され、
宇部新川が“宇部”に改称、路線は宇部東線に変更、
そのため宇部は“宇部西”に変更されることになった。
戦後の1948年2月1日に宇部東線は宇部線に改称、
宇部西線は小野田線に改称された。
1964年9月15日に宇部線の宇部を宇部新川に改称、
同年10月1日に山陽本線の宇部西を宇部に改称された。


画像 dd23442
撮影時刻 2017/08/18 10:14:30



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