1698.JR山陰本線豊岡駅



JR豊岡駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する山陰本線の駅である。
単式ホームは1番線に付番、上り主本線となっている。
単式ホームと島式ホームの間には中線があり2番線に付番、
島式ホームの3番線は下り主本線、4番線は上下の副本線となっている。
またWILLER TRAINSの京都丹後鉄道宮豊線も接続しており、
JR山陰本線の1番線単式ホームの反対側を切り欠き使用する。
京都丹後鉄道は独立した改札が設置されているが、
JR1番線との間に中間改札もあり、直接乗り換えも可能である。
橋上駅舎化されていて、複合商業施設「アイティ」への通路にも改札が設置されている。
山陰本線は京都から幡生までの673.8kmと仙崎支線の2.2kmからなる。
京都から園部までは京都鉄道が敷設、国有化後に綾部まで延伸、
綾部から福知山までは阪鶴線として現在の福知山線の延長として開業、
福知山から香住までは播但線として開業、
香住から須佐までは山陰本線として敷設され、
美禰線の延長として宇田郷から阿川までが開業、
幡生から小串までは長州鉄道が敷設、国有化後に小串線となった。
1933年2月24日に須佐と宇田郷を繋ぎ、全通する。
全通に際して京都から幡生までの全区間を山陰本線に編入した。
豊岡に駅が出来たのは1909年7月10日で、
鉄道院の路線が八鹿から豊岡まで敷設された時に終着駅として開業した。
同年9月5日には城崎(現・城崎温泉)まで延伸し途中駅となる。
1909年10月12日の線路名称制定により播但線となり、
1912年3月1日に福知山から和田山を経由して香住までが山陰本線となる。
1929年12月15日に豊岡から久美浜までが峰豊線として開業、
峰豊線は1932年8月10日に宮津線に編入された。
宮津線は1986年4月7日に第3次特定地方交通線となり廃止が承認、
これを受けて宮福鉄道が宮津線を引き受け、北近畿タンゴ鉄道に社名変更、
宮津線は1990年4月1日に北近畿タンゴ鉄道に移管された。
しかし利用客の減少などで経営が化悪化、上下分離方式が採用され、
事業再構築実施計画に基づいて2015年4月1日に、
経営をWILLER TRAINSの京都丹後鉄道に移譲、
京都丹後鉄道が第二種鉄道事業者、北近畿タンゴ鉄道が第三種鉄道事業者となった。
これに伴い、宮津線の宮津から西舞鶴に宮舞線、宮津から豊岡に宮豊線の愛称を付けた。


画像 dd23536
撮影時刻 2017/08/20 08:16:18

JR豊岡駅西口。


画像 dd23540
撮影時刻 2017/08/20 08:23:28
京都丹後鉄道宮豊線豊岡駅。


画像 dd23537
撮影時刻 2017/08/20 08:17:04




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