1699.JR山陰本線城崎温泉駅



JR城崎温泉駅は島式ホーム1面2線を挟んで、
相対式ホーム2面2線の計3面4線の、
地上ホームを有する山陰本線の駅である。
駅舎に接した単式ホームは4番線に付番され、
反対側の単式ホームが1番線となっている。
山陰本線は京都から城崎温泉までが電化区間となっており、
特急電車なども城崎温泉を終着とする設定がある。
城崎温泉から鳥取県米子市にある伯耆大山までは非電化となる。
そのため原則として上りは電車、下りは気動車となる。
駅舎と反対側の単式ホームである1番線は上り、
2番線は上りと下りの始発、3番線は主に上り特急列車、
4番線上り始発と下り普通と気動車特急「はまかぜ」などが使用する。
また、観光地のため臨時列車も多く発車番線変更もある。
山陰本線は京都から幡生までの673.8kmと仙崎支線の2.2kmからなる。
京都から園部までは京都鉄道が敷設、国有化後に綾部まで延伸、
綾部から福知山までは阪鶴線として現在の福知山線の延長として開業、
福知山から香住までは播但線として開業、
香住から須佐までは山陰本線として敷設され、
美禰線の延長として宇田郷から阿川までが開業、
幡生から小串までは長州鉄道が敷設、国有化後に小串線となった。
1933年2月24日に須佐と宇田郷を繋ぎ、全通する。
全通に際して京都から幡生までの全区間を山陰本線に編入した。
現在の播但線にあたる鉄道院の路線が1909年9月5日に、
豊岡から延伸した時に「城崎」の駅名で開業した。
1909年10月12日の線路名称制定により播但線となった。
播但線は1911年10月25日に香住まで延伸して全通した。
1912年3月1日に福知山から和田山を経由して香住までが山陰本線となる。
2005年3月1日に駅名を「城崎温泉」に変更した。
城崎温泉は志賀直哉の「城の崎にて」で紹介されたこともあり、
温泉として知名度が上がった。


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撮影時刻 2017/08/20 08:52:45



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