1702.東武鉄道鬼怒川温泉駅
東武鉄道鬼怒川温泉駅は島式2面4線の、
地上駅を有する東武鬼怒川線の駅である。
1番線は上り始発列車、2番線は上下線、
3番線は下り、4番線は上りが使用する。
1番線はは上り方面のみで駅舎と繋がっており、
3番線、4番線ホームとは跨線橋で接続している。
鬼怒川線は下今市を起点として新藤原を結ぶ16.2kmの区間で、
運行上は野岩鉄道会津鬼怒川線に直通する。
鬼怒川線は1915年に藤原軌道の社名で設立し、
同年社名変更した下野軌道が敷設した路線で、
1917年1月2日に大谷向今市(現・大谷向)から中岩(後に廃止)が開業、
11月1日に中岩から大原(現・鬼怒立岩信号場)まで延伸、
1919年3月17日に大原から延伸、
この時終着駅として「下滝」の駅名で開業した。
同年10月1日に大谷向今市から新今市(現・廃止)が開業、
同年12月28日に下滝から藤原(現・新藤原)まで延伸した。
下野軌道は1921年6月6日に下野電気鉄道に改称された。
1922年3月19日に場所の移転とともに「大滝」に駅名変更、
1927年2月19日に「鬼怒川温泉」に駅名を変更した。
新今市は現在のJR今市駅前に位置しており、
国鉄との乗り換えを前提としていたが、
1929年7月7日に新今市と大桑の間に、
東武日光線との乗換駅として小倉町(現・廃止)を開業、
さらに同年10月22日に大谷川右岸から新今市を廃止、
大谷川右岸から下今市を開業させて東武日光線に乗り入れを開始した。
これによって小倉町は約3ヶ月で廃止となった。
下野電気鉄道は戦時中の1943年5月1日に東武鉄道に買収され、
同社の路線は東武鉄道鬼怒川線となった。
東武鬼怒川線では2017年8月10日からSL列車「大樹」の運行を開始、
これに合わせて同年4月9日に駅前に転車台を設置した。
画像 dd23625
撮影時刻 2017/11/18 12:36:48
駅前の転車台と回転中の蒸気機関車 画像 dd23628 撮影時刻 2017/11/18 12:42:22 |
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