1726.JR山陰本線萩駅



JR萩駅は相対式2面2線の地上ホームを有する山陰本線の駅である。
番線区分はないが駅舎側が上り、反対側は上りが使用する。
駅舎と反対側のホームとは屋根のない跨線橋で結ばれている。
駅舎は1996年に登録有形文化財に登録され、
内部には鉄道に関する展示物が設置されている。
実際の駅舎は左側の一部に集約されているが、中央からもホームに出ることは出来る。
山陰本線は京都から園部までの区間を京都鉄道が敷設、
1907年8月1日に国有化され、1909年10月12日の線路名称制定で京都線となった。
京都線は1910年8月25日に綾部まで延伸された。
綾部から福知山までは阪鶴鉄道によって敷設され、のちに阪鶴線となった。
福知山から香住までは播但線として最初から国有鉄道として開業した。
官設鉄道として境(現・境港)から米子を経由して御来屋までの区間が1902年11月1日に開業、
その後1903年に倉吉、翌年に松崎、その翌年に青谷まで延伸、1908年に鳥取まで延伸した。
また同年4月5日に米子から安来まで開業、11月8日に松江まで延伸、
1909年10月12日の線路名称制定により山陰本線となる。
長門市から宇田郷までの区間は美祢線の一部として開業した。
現在の美祢線の南大嶺から重安までは美祢軽便鉄道によって敷設、
美祢軽便鉄道は1920年6月1日に国有化され、美禰軽便線となる。
同年10月30日には重安から於福までの区間が延伸した。
1924年3月23日に於福から正明市(現・長門市)まで延伸、同年11月13日に長門三隅まで延伸、
1925年4月3日に萩まで延伸、この時に終着駅として開業した。
同年11月1日に東萩まで延伸、中間駅となる。
1929年4月24日に奈古まで延伸、1931年11月15日に宇田郷まで延伸した。
幡生から小串までの区間は長州鉄道が敷設、国有化後に阿川までの区間が延伸された。
山陰本線はその他の区間も順次延伸開業し、
1933年2月24日には須佐から宇田郷の区間が開業、全通した。


画像 dd24115
撮影時刻 2018/07/21 16:29:53

JR萩駅の本来の駅舎。


画像 dd24117
撮影時刻 2018/07/21 16:31:16




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