1732.京都丹後鉄道宮津駅
京都丹後鉄道宮津駅は島式ホーム1面2線を相対式2面2線で挟む形になっている、
計2面4線の地上ホームを有する駅である。
京都丹後鉄道に所属する宮舞線、宮豊線、宮福線の3線全てが接続し、また本社も近接する。
3つのホームは跨線橋で結ばれており、駅舎側は3番線に付番され宮舞線西舞鶴方面が使用、
島式ホームの駅舎側は2番線に付番され宮豊線豊岡方面が使用、
駅舎と反対側は1番線に付番され宮福線から直通の宮豊線豊岡方面と宮舞線当駅始発、
及び宮福線の特急車両などが使用する。
駅舎から一番遠い線路に接している単式ホームには宮豊線が使用、
福知山方面のみに線路が延びていて当駅始発の普通列車のみが使用する。
宮津線は北近畿タンゴ鉄道が所有する鉄道路線である。
西舞鶴から宮津を経由して豊岡まで至る路線である。
宮津線は国鉄の路線として開業、国鉄分割民営化後の1990年4月1日に、
第三セクターの北近畿タンゴ鉄道に移管された。
営業キロは83.6kmの単線で、宮津から天橋立の区間のみ電化されている。
2015年4月1日に鉄道事業をWILLER ALLIANCEの子会社のWILLER TRAINSに移管、
鉄道施設を第三種鉄道事業者として北近畿タンゴ鉄道が所有、
WILLER TRAINSが第二種鉄道事業者として京都丹後鉄道の名称で運営する。
2015年の上下分離式に移管した時に西舞鶴から宮津までの24.7kmに宮舞線、
宮津から豊岡までの58.9kmに宮豊線の愛称が付けられた。
鉄道省によって1924年4月12日に舞鶴(現・西舞鶴)から宮津が敷設された。
丹後由良もこの時に同時に開業した。
翌年1925年7月31日に丹後山田まで延伸、同年11月3日にに峰山まで延伸、
1926年12月25日に網野まで延伸された。
一方豊岡方面からも峰豊線として1929年12月15日に豊岡から久美浜までの区間が開業、
1931年5月25日には宮津線が網野から丹後木津(現・夕日ヶ浦木津温泉)まで延伸した。
1932年8月10日に丹後木津から久美浜までの区間が開通、
峰豊線として開業した区間を宮津線に組み入れて全通した。
1986年には第3次特定地方交通線に選定、廃止の対象になった。
それを受けて第三セクターとして存続されることとなり、
京都府が中心となって宮福線を開業させた宮福鉄道が引き受けることとなり、
宮福鉄道はこれを機に社名を北近畿タンゴ鉄道に変更、
国鉄分割民営化後の1990年4月1日にJR西日本より移管された。
収益の悪化により鉄道事業再構築事業の認定を受け上下分離式に移行、
北近畿タンゴ鉄道は施設のみを所有し、運営に関してはWILLER ALLIANCEに移行、
WILLER ALLIANCEは100%子会社のWILLER TRAINSを設立した。
画像 dd24217
撮影時刻 2018/08/04 17:17:01
豊福線側の駅舎。 画像 dd24220 撮影時刻 2018/08/04 17:20:54 |
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