1777.富山地方鉄道本線宇奈月温泉駅
富山地方鉄道宇奈月温泉駅は島式1面2線の、
地上ホームを有する富山地方鉄道本線の駅である。
富山地方鉄道本線の終着駅であり、全ての列車がここで折り返す。
橋上駅舎化されていて、観光客が集中した時のために、
階段が大きく取られているデザインになっている。
富山地方鉄道本線は立山鉄道、黒部鉄道、富山電気鉄道が敷設した路線で、
1943年1月1日に富山電気鉄道を中心に富山県内の私鉄を合併、
富山地方鉄道が誕生して継承した。
西三日市(現・電鉄黒部)から宇奈月温泉の区間は、
東洋アルミナムの子会社である黒部鉄道が敷設、
この区間はアルミ精錬に必要な電力を確保するために、
黒部川に発電所を建設するための資材運搬が目的で敷設された。
1922年11月5日に三日市(現・あいの風とやま鉄道黒部)から下立が開業、
1923年11月21日に下立から桃原まで延伸、
終着駅として開業した桃原が翌年1924年4月1日に宇奈月に改称された。
1946年の宇奈月温泉街の大火により駅舎も被災した。
駅名は1971年8月1日に宇奈月温泉に改称、
現在の駅舎が完成したのは1982年8月29日にである。
画像 dd25090
撮影日時 2019/09/14 10:41:44
駅前の温泉の噴水。 画像 dd25082 撮影日時 2019/09/14 10:10:34 |
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