1816.近畿日本鉄道伊賀神戸駅
近畿日本鉄道伊賀神戸駅は近鉄大阪線の駅である。
かつて近鉄線だった伊賀鉄道伊賀線も接続しており、
伊賀線が単式1面1線、近鉄大阪線は相対式2面2線の地上ホームを有する。
伊賀鉄道伊賀線は終着駅となっており、
かつては島式1面2線構造だったが、
2007年に駅舎改良工事が施され、6番線が廃止された。
近鉄大阪線は1番線は下り賢島方面、2番線は上り大阪難波方面が使用する。
伊賀鉄道伊賀線は5番線に付番されている。
伊賀線は近鉄となる前に伊賀鉄道の社名だった会社が敷設、
1922年7月18日に伊賀鉄道によって上野町(現・上野市)から、
名張(現・廃止)まで敷設された時に「庄田」の駅名で改行した。
当時は現在地から約600m名張方面にあったという。
伊賀鉄道は1926年12月9日に社名変更し、伊賀電気鉄道となる。
伊賀電気鉄道は1929年3月31日に大阪電気軌道に合併、
現在の近鉄大阪線となる参宮急行鉄道が1930年10月10日に、
榛原から延伸して終着駅として伊賀神戸が開業、
伊賀線の庄田が廃止され、伊賀神戸に駅が設置される。
同年11月19日に阿保(現・青山町)まで延伸され途中駅となる。
1941年3月15日に大阪電気軌道と参宮急行鉄道が合併、
戦時中の1944年6月1日に南海鉄道との合併で近畿日本鉄道となった。
不要不急路線として1945年6月1日に伊賀線伊賀神戸から西名張(元・名張)が休止、
戦後に復活したが1964年10月1日には正式に廃止された。
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撮影日時 2020/08/08 13:10:11
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