1830.JR武豊線半田駅



JR半田駅は島式1面2線の、
地上ホームを有する武豊線の駅である。
もともとは単式1面1線と島式1面2線構造だったが、
単式ホームがあったが今は使用されず線路も撤去されている。
そのため1番線は欠番となっていて、
2番線は下り、3番線は上りが使用する。
駅舎とホームとは跨線橋で結ばれている。
跨線橋には「開駅 明治19年3月(1886)
このこ線橋は、明治43年11月に完成JRでは最古の橋です。
昭和62年11月 半田駅」と書かれている。
東海道本線が熱海から清洲(現・枇杷島)から延伸したのは、
1886年4月1日だが、その1ヶ月前の、
同年3月1日には武豊から熱海の区間が先に敷設された。
この路線は武豊港からの資材運搬が目的であった。
半田もこの時に同時に開業している。
駅前には「知多酪農発祥の地由来」の石像が設置されて、
そこには以下のように書かれている。

    知多酪農発祥の地由来

  明治十四年頃、四代目中埜又左エ門氏は滋養と健康の
 目的で乳牛を購入し自家飲用に供していたが、
 明治十七年一月、牛乳を愛養舎豢場と名付けて営業を始めた。
  明治十九年、牧場の西に隣接した武豊線半田停車場が設置され、
 明治三十二年、柊町に移転した。
 その後、先人に習い乳牛を飼育するものが増え昭和十二年、
 知多牛乳が設立、昭和五十六年、みどり牛乳に改められ
 知多半島の酪農も大きく発展し日本一の酪農地帯となる。
  ここに、酪農発祥百年を記念し同士相集り先人の遺徳を讃え、
 碑を建立するものである。
    平成四年九月二十日
       知多酪農発祥百年を記念する会


画像 dd25900
撮影日時 2020/08/09 13:48:43

「知多酪農発祥の地由来」の石像。


画像 dd25899
撮影日時 2020/08/09 13:47:50




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