1843.三陸鉄道釜石駅



三陸鉄道釜石駅は単式1面1線の、
地上ホームを有するリアス線の駅である。
JR釜石線も接続し島式2面4線となっており、
計3面5線のホームを有している。
島式ホーム側から付番、1番線、2番線の島式ホームは釜石線線用、
島式ホーム3番線はJR釜石線と三陸鉄道リアス線下りが共用、
4番線は三陸鉄道リアス線下り専用となっている。
単式ホームは5番線に付番、島式ホームとは少し離れている。
5番線は三陸鉄道リアス線上り専用となっている。
三陸鉄道はその名の通り、三陸地域の既設線や未成線を受け継ぎ、
岩手県が中心となって沿線地域の市町村や企業などが出資、
1981年11月10日に設立された第三セクター鉄道である。
設立当時は釜石から久慈までは山田線の一部として開業済みだったため、
宮古から久慈までを北リアス線、釜石から盛までを南リアス線として開業した。
北リアス線は国鉄の路線として開業していた、
宮古線の宮古から田老までの区間と久滋線の久慈から普代までの区間が、
第1次特定地方交通線として廃止されることになったのに伴い、
それを受け継ぎ未成区間の工事を継続して開業させた。
南リアス線は盛線として開業していた盛から吉浜までの区間を受け継ぎ、
吉浜から釜石までの未成区間の工事を完成させ開業した。
2011年3月11日の東日本大震災により全線が災害不通となり、
順次復旧させ、全線再開したのは2018年7月18日だった。
山田線釜石から宮古はJR東日本から三陸鉄道移管が決定、
これにより北リアス線、山田線転籍区間、南リアス線を併せて、
2019年3月23日にリアス線として統合された。


画像 dd26223
撮影日時 2020/09/22 10:58:00



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