1854.JR芸備線塩町駅



JR塩町駅は島式1面2線の地上ホームを有する芸備線の駅である。
駅舎とは地下通路で結ばれており、また塩町を終着とする福塩線も接続する。
ホームは方面別となっており、1番線は上り列車が使用、
芸備線備後落合方面、福塩線府中方面が使用する。
2番線は下り三次方面が使用、芸備線及び福塩線三次方面乗り入れ列車が使用する。
また2番線の外側に待避線も設置されいている。
芸備線は全線単線だが、備後落合方面は単線になることなく、
複線のままの線形で1番線線路が芸備線備後落合方面、
2番線線路が福塩線府中方面へと分岐していく。
分岐の直前にシーザスクロッシングポイント、両渡り線になっている。
芸備線は広島から備後庄原までを芸備鉄道が敷設、
備後庄原から備後落合は鉄道省が荘原線として、
備中神代から備後落合までは三神線として開通した。
芸備鉄道によって広島から三次までを敷設する計画で、
1911年に免許を下付され、
1915年4月28日に広島から志和地までが開業、
同年6月1日に三次(現・西三次)までが開業した。
1922年6月7日に塩町まで延伸、この時終着駅として開業した。
1923年12月8日には備後庄原までが延伸された。
1936年10月10日には庄原線が三神線に編入され、
備中神代から備後十日市(現・三次)までが三神線となる。
芸備鉄道は1937年7月1日に国有化、
これと同時に三神線を編入して、
広島から備中神代までが芸備線となった。
福塩線は1911年に設立された両備軽便鉄道が、
1914年7月21日に両備福山から府中町(現・府中)が開業、
1927年6月25日に同区間が電化された。
1933年9月1日に国有化され、福塩線となる。
国有化された福塩線は同年11月15日に福塩南線に改称、
同時に福塩北線として田幸(現・塩町)から吉舎までが開業、
1935年11月15日に上下まで延伸、
1938年7月28日に府中町まで延伸して全通した。
福塩南線は福塩北線に編入され、福塩線に改称された。
1935年12月14日に横尾から福山間までの区間が新設され、
横尾から両備福山の区間は廃止された。


画像 dd26547
撮影日時 2021/07/22 13:16:55

丘から見たJR塩町ホームの様子。


画像 dd26555
撮影日時 2021/07/22 13:39:35




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