1857.JR内房線那古船形駅
JR那古船形駅は単式1面1線の地上ホームを有する内房線の駅である。
かつては島式1面2線構造で駅舎とは屋根のない跨線橋で結ばれていたが、
1番線側を撤去し、スロープを設置してバリアフリー化、跨線橋も撤去された。
内房線は官設鉄道として敷設された路線で、
1912年3月28日に木更津線の名称で蘇我から姉ヶ崎の区間が開業した。
同年8月21日に木更津まで延伸、1915年1月15日に上総湊まで延伸、
1916年10月11日に浜金谷まで延伸、1917年8月1日に安房勝山まで延伸、
1918年8月10日に那古船形まで延伸、この時終着駅として開業した。
1919年5月24日に安房北条まで延伸してこの時に同時に路線名を北条線に変更した。
その後も延伸を続け、1925年7月11日に安房鴨川まで延伸し全通した。
現在の外房線にあたる房総線が1929年4月15日に上総興津から安房鴨川まで延伸、
この時、同時に北条線は房総線に編入されたが、
1933年4月1日に蘇我から安房鴨川までの区間が房総西線に分離、
1972年7月15日に房総西線が内房線に改称された。
駅名の那古船形はかつて存在していた町名から来ており、
那古町、船形町は1939年11月3日に館山北条町と合併し、
館山市となったため、市町村名からは消えたが、
地名として船形は残っている。
画像 dd26625
撮影日時 2021/08/29 12:43:00
JR那古船形駅全景。 画像 dd26623 撮影日時 2021/08/29 12:34:24 |
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