1863.伊豆箱根鉄道五百羅漢駅



伊豆箱根鉄道五百羅漢駅は島式1面2線の地上ホームを有する大雄山線の駅である。
南側の1番線が大雄山方面、北側の2番線は小田原方面が使用する。
駅舎はマンションの1階部分に設置されていて、
駅舎とホームとは構内踏切で結ばれている。
大雄山線は1922年6月2日に設立された大雄山鉄道が敷設した路線で、
1925年10月15日に仮小田原(のちの相模広小路)から大雄山までの区間が開業、
1927年4月10日に小田原駅まで乗り入れた。
大雄山鉄道は1941年8月23日に駿豆線を開業させた駿豆鉄道に合併、
1957年6月1日に伊豆箱根鉄道に社名を変更した。
駿豆鉄道は大雄山鉄道を合併する前の1923年に、
現在の西武鉄道の礎となった箱根土地(後のコクド、現・プリンスホテル)の傘下となっており、
1933年には大雄山鉄道も箱根土地の傘下となっていた。
駅名は駅近くにある玉宝寺の五百羅漢像に由来している。
羅漢とは仏教修行者のことで、五百羅漢とは仏に付き添った信者数、
または仏滅直後の経典編纂参加者の数として五百羅漢も信仰の対象になっている。


画像 dd26701
撮影日時 2021/10/03 12:55:57

ホームから見た五百羅漢駅全景。
駅舎はマンションの一部。


画像 dd26704
撮影日時 2021/10/03 13:04:15




REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2023