1865.東京臨海高速鉄道品川シーサイド駅



東京臨海高速鉄道品川シーサイド駅は、
島式1面2線の地下ホームを有するりんかい線の駅である。
東葉高速臨海鉄道の路線は、当初「臨海副都心線」という路線名だったが、
一般公募で2000年9月1日から「りんかい線」となった。
国鉄時代に貨物専用線として造られた京葉貨物線は、
総武快速線経由の貨物線を貨物専用線に移すことによって、
総武快速線の増発を計ることを目的に計画された。
しかしその後モータリゼーションの広がりとともに、
貨物扱い量が減少して、京葉貨物線の計画は凍結された。
建設途中で放置された京葉貨物線の旅客転用として、
蘇我から新木場間が京葉線となった。
しかし新木場からは新造で成田新幹線の予定ルートを東京駅まで乗り入れる形となり、
新木場から東京貨物ターミナル間は京葉線として旅客転用はされなかった。
そこで東京臨海副都心地区で開催予定だった世界都市博覧会へのアクセス路線として、
東京都が中心となって設立した第三セクターが東京臨海高速鉄道である。
世界都市博覧会は1995年に都知事となった青島幸男氏が開催の中止を決めたが、
京葉貨物線新木場−東京貨物ターミナル間の旅客転用は進められ、
1996年3月30日に新木場から東京テレポートまでの区間が部分開業、
2001年3月21日に東京テレポートから天王洲アイルまで延伸、
2002年12月1日に天王洲アイルから大崎まで延伸、全通した。
全通と同時に品川シーサイドも開業している。
駅名は近接している品川シーサイドフォレストから取られている。
品川シーサイドフォレストは品川区東品川4丁目第1地区第1種市街地再開発事業によって、
整備された大規模街区の名称である。


画像 dd26975
撮影日時 2022/04/10 8:32:38

品川シーサイド駅A出口。


画像 dd26974
撮影日時 2022/04/10 8:30:41




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