1866.京都丹後鉄道栗田駅



京都丹後鉄道栗田駅は相対式2面線の地上ホームを有する宮舞線の駅である。
1番線は下り宮津、豊岡方面、2番線は西舞鶴方面が使用する。
駅舎は2番線に隣接して設置され、1番線とは跨線橋で結ばれている。
国鉄時代は駅長室のある駅舎側を1番線に付番するルールに従い、
西舞鶴方面が1番線に付番されていたが、
ILLER TRAINSへの移管以降、下り線を1番線に付番するルールに改められ、
駅舎と反対側の下りホームを1番線に付番、駅舎側が2番線となった。
宮舞線は宮豊線と合わせてかつて宮津線とも呼ばれていた。
宮津線は現在、北近畿タンゴ鉄道が所有する鉄道路線である。
西舞鶴から宮津を経由して豊岡まで至る路線である。
国鉄分割民営化後の1990年4月1日に、
第三セクターの北近畿タンゴ鉄道に移管された。
営業キロは83.6kmの単線で、宮津から天橋立の区間のみ電化されている。
2015年4月1日に鉄道事業をWILLER ALLIANCEの子会社のWILLER TRAINSに移管、
鉄道施設を第三種鉄道事業者として北近畿タンゴ鉄道が所有、
WILLER TRAINSが第二種鉄道事業者として京都丹後鉄道の名称で運営する。
2015年の上下分離式に移管した時に西舞鶴から宮津までの24.7kmに宮舞線、
鉄道省によって1924年4月12日に舞鶴(現・西舞鶴)から宮津が敷設され、
栗田もこの時に同時に開業した。
翌年1925年7月31日に丹後山田まで延伸、同年11月3日にに峰山まで延伸、
1926年12月25日に網野まで延伸された。
一方豊岡方面からも峰豊線として1929年12月15日に豊岡から久美浜までの区間が開業、
1931年5月25日には宮津線が網野から丹後木津(現・夕日ヶ浦木津温泉)まで延伸した。
1932年8月10日に丹後木津から久美浜までの区間が開通、
峰豊線として開業した区間を宮津線に組み入れて全通した。
1986年には第3次特定地方交通線に選定、廃止の対象になった。
それを受けて第三セクターとして存続されることとなり、
京都府が中心となって宮福線を開業させた宮福鉄道が引き受けることとなり、
宮福鉄道はこれを機に社名を北近畿タンゴ鉄道に変更、
国鉄分割民営化後の1990年4月1日にJR西日本より移管された。
収益の悪化により鉄道事業再構築事業の認定を受け上下分離式に移行、
北近畿タンゴ鉄道は施設のみを所有し、運営に関してはWILLER ALLIANCEに移行、
WILLER ALLIANCEは100%子会社のWILLER TRAINSを設立した。


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撮影日時 2022/05/03 11:13:00



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