1868.京阪電気鉄道京阪山科駅



京阪電気鉄道京阪山科駅は相対式2面2線の地上ホームを有する京津線の駅である。
1番線は下り、2番線は上りが使用、上下線は構内踏切で繋がれているが、
駅舎はそれぞれ独立していて、画像は南口である。
京津線は1910年3月28日に創立された京津電気軌道が敷設した路線で、
京都市中心と大津市を結ぶ路線として、
1912年8月15日に三条大橋から札ノ辻(現・廃止)までの区間が開業、
開業当時は東海道本線を跨ぐ跨線橋の建設が遅れ、
この区間の約100mは徒歩移動になっていた。
京阪山科もこの時、“毘沙門道”の駅名で同時に開業した。
1921年8月13日に“山科駅前”に改称された。
京津電気軌道は1925年2月1日に京阪電気鉄道に合併した。
1934年4月12日に京都側に約70m移動、
島式2面4線構造となり、緩急接続が可能な駅となる。
京阪電気鉄道は戦時中の1943年10月1日に、
阪神急行電鉄と合併、京阪神急行電鉄となった。
戦後の1949年12月1日に京阪神電鉄から京阪電気鉄道が分割された。
この時、新京阪の路線は阪急に譲渡され、現在の阪急京都線となる。
1953年4月1日に駅名を“京阪山科”に駅名変更した。


画像 dd27541
撮影日時 2022/08/22 11:15:38

京阪山科駅南口。


画像 dd27116
撮影日時 2022/05/03 15:39:08




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