1872.阪急電鉄雲雀丘花屋敷駅



阪急電鉄雲雀丘花屋敷駅は島式2面4線の地上ホームを有する宝塚本線の駅である。
本線のほか、近接する平井車庫への分岐点が宝塚方にある。
1番線は下り待避線、2番線は下り主本線、
3番線は上り主本線、4番線は上り待避線となっている。
平井車庫に隣接していることから、普通列車は雲雀丘花屋敷止まりも多く、
下りは当駅止まり線用の降車ホームとなっている。
画像は東口で、このほか西口、南口、さらに雲雀丘学園生徒専用口も設置されている。
現在の阪急電鉄は1906年1月15日に設立された、
箕面有馬電気鉄道が礎で、翌年箕面有馬電気軌道に社名変更された。
1910年3月10日に梅田(現・大阪梅田)から宝塚までの区間と、
石橋(現・石橋阪大前)から箕面までの区間が開業した。
この時同時に花屋敷駅が開業した。
駅名は長尾山中に開発された花屋敷温泉に因む。
1916年8月5日に雲雀丘が開業した。
花屋敷と雲雀丘の距離は0.6kmと近く、
戦後の1961年1月16日に花屋敷と雲雀丘の中間に、
雲雀丘花屋敷が新規開業して雲雀丘駅を廃止した。
花屋敷駅も廃止の方針が出されたが、地元からの反対があり、
同時廃止には至らず、翌年1962年5月1日にようやく廃止された。


画像 dd27160
撮影日時 2022/05/04 10:42:05

雲雀丘花屋敷駅西口。


画像 dd27158
撮影日時 2022/05/04 10:35:26
雲雀丘花屋敷駅南口。


画像 dd27163
撮影日時 2022/05/04 10:46:01




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