1882.JR大船渡線陸前高田駅



JR陸前高田駅は大船渡線BRTの駅である。
現在は鉄道線との接続はなく、駅舎はバスの待合室として機能している。
陸前高田はもともと大船渡線の駅であったが、
鉄道時代の所在地は現在地より南西に約400mの位置にあった。
BRT陸前高田駅には鉄道時代を模した画像の駅舎が設置されていた。
大船渡線は一ノ関から気仙沼を経由して盛までを結ぶ、
105.7kmの非電化単線の大船渡線は鉄道省が敷設した路線で、
1925年7月26日に一ノ関から摺沢まで部分開業、
1927年7月15日に千厩まで延伸、1928年9月2日に折壁まで延伸、
1929年7月31日に気仙沼まで延伸、1932年3月19日には上鹿折、
1933年2月15日に陸前矢作まで延伸、同年12月15日に細浦まで延伸、
1934年9月3日に大船渡まで延伸、1935年9月29日に盛まで延伸して通した。
しかし2011年3月11日の東日本大震災で全線不通になり、
その後、一ノ関から気仙沼までは再開されたが、
被害が大きかった気仙沼から盛までの区間は鉄道での再開は断念され、
BRTへの転換が決定、2013年3月2日から運行が開始された。
陸前高田はBRT転換に際して陸前高田市役所前に移設された。
2018年4月1日に陸前高田駅を市の中心部の市街地に移転、
旧・陸前高田は付近に栃ヶ沢公園を新設、
陸前高田の移設先にもともとあったまちなか陸前高田停留所は廃止された。


画像 dd27277
撮影日時 2022/07/24 12:39:05

大船渡線BRT陸前高田停留所。


画像 dd27274
撮影日時 2022/07/24 12:37:14




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