1886.JR気仙沼線柳津駅
JR柳津駅は単式1面1線の地上ホームを有する気仙沼線の駅である。
駅舎とホームとは跨線橋で結ばれている。
かつては島式1面2線構造だった。
1番線が上り前谷地方面、2番線は下り気仙沼方面が使用していた。
東日本大震災以後、柳津から気仙沼方面はBRT化された際に、
島式ホームの駅舎側の2番線ホーム側の線路を撤去した。
BRTの停留所は近接する専用道に設置されている。
駅舎は津山町観光物産施設「ゆうキャビン」となっていて、
簡易委託駅として乗車券の販売なども行われていたが、
2022年4月1日に終了した。
気仙沼線は前谷地から気仙沼までを結ぶ非電化単線として、
1977年12月11日に90.3kmが全通したが、
東日本大震災により一部区間が廃止、BRT転換され、
現在の鉄道線は17.5kmとなっている。
気仙沼線は明治期の三陸縦貫鉄道構想が礎になっており、
大船渡線の一部として1956年4月11日に、
気仙沼から気仙沼港の区間が開業したのが始まりである。
翌年、1957年2月11日に南気仙沼から分岐して本吉までが開業した。
南気仙沼から気仙沼港の区間が支線としてともに気仙沼線として独立した。
一方、1968年10月24日には現在の鉄道線区間である、
前谷地から柳津の区間が柳津線として開業した。
1977年12月11日に柳津から本吉の区間が開業、
柳津線を編入して全通した。
支線の南気仙沼から気仙沼港の貨物線1.3kmは、
1979年11月1日に廃止された。
2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災、
同年4月29日に前谷地から柳津の区間が運転再開したが、
残された区間は被害が深刻で鉄道での復旧は断念され、
2012年12月22日に柳津から気仙沼間が気仙沼線BRTに転換された。
画像 dd27323
撮影日時 2022/07/25 13:22:32
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