1927.JR室蘭本線白老駅



JR白老駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する室蘭本線の駅である。
駅舎と隣接する単式ホーム1番線は上り函館方面が使用、
島式ホームは2番線、3番線に付番され、下り札幌方面が使用する。
2番線が主本線、3番線が待避線となっている。
また、1番線と2番線との間にホームに接していない通過線がある。
単式ホームと島式ホームとは跨線橋で結ばれていて、
跨線橋は南北自由通路と供用になっており、
跨線橋上にも臨時改札が設置されている。
室蘭本線は室蘭から岩見沢までの区間は、
北海道炭礦鉄道によって敷設され、
その後国有化されてから長輪線として建設された、
東輪西(現・東室蘭)から長万部の区間からなる。
北海道炭礦鉄道は炭鉱から産出される石炭を積出港に運搬する目的で敷設され、
函館本線の一部などを敷設した鉄道会社で、
1892年8月1日に室蘭(現・東室蘭)から岩見沢まで開業、
1897年7月1日に室蘭(現・東室蘭)を輪西に改称の上、
室蘭までを延伸開業した。
北海道炭礦鉄道は鉄道国有法により、
1906年10月1日に国有化された。
1909年10月12日の線路名称制定により、
室蘭から岩見沢までが室蘭本線の駅である。
1923年12月10日には長輪線として長万部から静狩が開業、
1925年8月20日には輪西(現・東室蘭)から伊達紋別まで長輪東線として敷設、
長万部から静狩の開業区間を長輪西線に改称した。
1928年9月10日には静狩から伊達紋別の区間が開業、
長輪西線と長輪東線を合わせて長輪線とする。
1931年4月1日に長輪線を室蘭本線に編入、
同時に輪西(現・東室蘭)から室蘭までが支線となる。


画像 dd27634
撮影日時 2022/09/18 17:12:44



REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2024