1934.JR鹿児島本線海老津駅
JR海老津駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の築堤上の高架ホームを有する鹿児島本線の駅である。
単式ホームの1番線は上り門司港方面が使用、
島式ホームの2番線は上下線の待避線、
3番線は下り久留米方面が使用する。
駅舎がホームより低い位置にあるため、地下道で繋がっている。
鹿児島本線は九州鉄道によって敷設された路線であり、
1889年12月11日に博多から千歳川仮停車場の区間が敷設されたのに始まり、
翌年、1890年3月1日に千歳川仮停車場から久留米まで延伸され、
千歳川仮停車場は廃止された。
その後、同年9月28日には博多から赤間まで、
同年11月15日には赤間から遠賀川まで延伸された。
しかしこの時点で海老津駅は開業しておらず、
九州鉄道は1907年7月1日に国有化され、
海老津に駅が出来たのは1910年2月6日になってからである。
現在の駅所在地は福岡県遠賀郡岡垣町海老津駅前1-1で、
駅の所在地が住所に反映された形になってといるが、
開業当時の所在地名は福岡県遠賀郡岡垣村字海老津で、
駅名は所在地から取られている。
駅に設置された「海老津・駅名の由来」には、
「海老津」の「海老」は「曲がりくねった大地」、
「津」は「港」を意味しこの地が曲線系の台地に設けられた
川港の町であった事を表しています。
※「岡垣町」の前身であった「岡垣村」は1907年に
「岡県(おかがた)村」と「矢矧(やはぎ)村」が合併してできた村だが、
「矢矧村」は村の名前を残せなかったため、
当時の遠賀郡長は「矢矧村」側の住民に配慮するために、
あえて駅名を「岡垣」にせづに「矢矧村」の中心地だった
「海老津」を駅名にしたに言われています。
と書かれている(原文のまま)。
画像 dd27926
撮影日時 2022/11/20 14:00:12
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