1940.JR大村線松原駅



JR松原駅は相対式2面2線の地上ホームを有する大村線の駅である。
1番線は上り佐世保方面、2番線は下り長崎方面が使用する。
大村線は現在の長崎本線の一部として開業し、経路変更により分離されたものである。
長崎本線は鳥栖と長崎を結ぶ幹線鉄道として九州鉄道により建設されたもので、
1895年5月5日に佐賀から武雄(現・武雄温泉)までが開業、
現在の佐世保線に当たる経路で1897年7月10日に早岐まで延伸、
同年7月22日に長崎(現・浦上)まで延伸した。
1898年1月20日に支線として佐世保まで延伸した。
松原もこの時に同時に開業している。
九州鉄道は1907年7月1日に国有化され、
1909年10月12日に佐賀から早岐までが長崎本線、早岐から佐世保が佐世保線となった。
現在の長崎本線のルートは有明線として1930年3月9日に肥前竜王まで部分開業、
1934年3月24日には諫早から工事が進められた区間が湯江まで部分開業、
諫早からの開業区間は有明西線、備前山口からの開業区間を有明東線とした。
有明東線は1934年4月16日に多良駅まで延伸、同年12月1日には多良から湯江まで開業、
有明線が全通、同時に有明線長崎本線に編入、既存の長崎本線は早岐から佐世保までを佐世保線に編入、
この時に諫早から早岐までを大村線として分離させた。
かつては大村火力発電所に石炭燃料を輸送するための引き込み線があり、
現在も一部が残され、保線用車両が留置されていたりする。


画像 dd28070
撮影日時 2022/11/21 16:37:11



REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2024