1945.JR高徳線栗林駅



JR栗林駅は島式1面2線の高架ホームを有する高徳線の駅である。
1番線は下り徳島方面、2番線は上り高松方面が使用する。
高架下の2階部分に駅機能が集約されており、3階がホームになっている。
高徳線はその名の通り、高松市と徳島市を結ぶ非電化路線である。
徳島から隣の佐古までは徳島線と高徳線の供用区間で、
この区間を先に敷設したのは徳島鉄道であり、
1899年2月16日に徳島から鴨島までの区間を開業した。
この時、徳島から隣の佐古まで区間も敷設されていた。
徳島鉄道は1907年9月1日に公有化されている。
もう一つ高徳線との一部を敷設したのは阿波電気軌道で、
1916年に部分開業、のちに延伸していったが、
1933年7月1日に国有化され、一部の既設区間が阿波線となった。
阿波電気軌道が敷設した区間のうち、
板野から阿波線への分岐の池谷を経由して吉成までは高徳線となった。
高徳線としての敷設され最初に部分開業したのは1925年8月1日で、
高松から志度までの区間だった。
1926年3月21日には讃岐津田まで延伸、
1928年4月15日には引田まで延伸した。
阿波鉄道が1933年7月1日に国有化され、阿波線となる。
1935年3月20日には引田から板西(現・板野)までと、
吉成から佐古の区間が開業、高松から徳島までが高徳本線として全通した。
同時に阿波線の板西から鍛冶屋までの区間は鍛冶屋線となったがのちに廃止されている。
国鉄分割民営化後の1988年6月1日にJR四国線路名称改正が行われ、
本線表示を廃止、高徳本線は高徳線となった。
栗林駅が開業したのは1925年12月21日で、
現在の高架駅が完成したのは1976年11月9日である。


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撮影日時 2023/07/24 10:16:56



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