1971.静岡鉄道長沼駅



静岡鉄道長沼駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する静岡清水線の駅である。
島式ホームは1番線、2番線に付番され、下り新清水方面が使用する。
通常は2番線を使用、1番線は始発列車や車両留置などに使用される。
単式ホームは3番線に付番され、上り新静岡方面が使用する。
駅舎は3番線側に設置され、島式ホームとは構内踏切で結ばれている。
3番線の奥側には長沼車庫が隣接している。
静岡鉄道はもともと製茶問屋から清水港へお茶を輸送する目的で、
1906年8月21日に設立された静岡鉄道が前身である。
1908年5月18日に辻村(現・新清水)から、
清水町(のちの波止場、現廃止)が部分開業した。
この会社は同年7月28日に大日本軌道の静岡支社となる。
同年12月9日に鷹匠町(現・新静岡)から辻村までの区間が開業、全通した。
1918年に「辻村」から「江尻新道」に改称された新清水から波止場の区間が廃止になる。
1919年5月1日に駿遠電気が設立され、大軌静岡支社の事業を引き継いだ。
駿遠電気は1923年2月28日には静岡電気鉄道に改称した。
静岡電気鉄道は戦時中の1943年5月15日に、
藤相鉄道、中遠鉄道、静岡乗合自動車、静岡交通を合併、
会社名が「静岡鉄道」に改称された。
この時、初代会長に東急の五島慶太氏が着任し、
戦後も東急が筆頭株主であるが東急グループではない。
長沼駅は1908年5月18日の部分開業と同時に開業した。
車両基地が完成したのは1953年8月である。


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撮影日時 2023/08/27 8:48:51



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