1988.阪神電鉄大物駅



阪神電鉄大物駅は単式ホーム2面2線と島式ホーム1面2線の、
計3面4線の高架ホームを有する本線及び阪神なんば線の駅である。
尼崎から大物の間は並立区間として二重戸籍という扱いになっている。
島式ホームを単線ホームが挟んでいるため、
相対式2面2線と島式1面2線とも云える。
単式ホームの1番線は本線上りが使用、
島式ホームホームの2番線は本線下り、
3番線は阪神なんば線上り、
単式ホームの4番線は阪神なんば線下りが使用する。
本線下りと阪神なんば線上りは対面乗り換えが可能である。
阪神電気鉄道1899年6月12日に摂津電気鉄道として設立され、
同年7月7日に阪神電気鉄道に社名変更した。
本線は1905年4月12日に出入橋(現・廃止)から神戸の区間が開業した。
1906年12月21日には出入橋から梅田(現・大阪梅田)まで延伸した。
1968年4月7日に神戸高速鉄道が開業し、
山陽電気鉄道と相互直通運転開始する。
阪急ホールディングスのTOB(株式公開買い付け)により子会社となり、
2006年10月1日に株式交換で完全子会社化され、
阪急ホールディングスは社名を阪急阪神ホールディングスとなった。
大物は本線が1905年4月12日に部分開業したのと同時に開業した。
阪神なんば線は1924年1月20日に阪神本線大物から伝法の区間が、
伝法線という名称で支線として建設された。
この時、大物が分岐点となった。
伝法線は同年8月1日には千鳥橋まで延伸、
1928年12月28日に大物から尼崎まで延伸された。
建設当時は伝法から阪神野田まで延伸し、
阪神本線のバイパス線とする予定だった。
しかしその後難波方面へと延伸計画が変更され、
1960年6月に難波延長線工事が着工され、
1964年5月21日に千鳥橋から西九条まで延伸された。
この前日に路線名も伝法線から西大阪線に変更されている。
1967年8月には西九条から九条までの延伸工事に着工したが、
翌月中止されている。
2001年7月10日に西大阪高速鉄道が設立され、
西九条からの延伸工事が再び着工された。
2009年3月20日に西九条から大阪難波間が開業し、
西大阪線から阪神なんば線となった。


画像 dd29218
撮影日時 2023/11/22 9:36:54

阪神大物駅北側出入口。


画像 dd29217
撮影日時 2023/11/22 9:34:42




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