223.JR東海道本線大井町駅
JR大井町駅は島式1面2線の地上ホームを有する、
東海道本線所属の駅であるが、列車線の東海道線にホームはなく、
電車線の京浜東北線のみが停車する。
1番線は北行、大宮方面が使用、2番線は南行、横浜方面が使用する。
京浜東北線のほか、東急電鉄大井町線、東京臨海鉄道りんかい線も接続する。
東海道本線は東京から神戸までを結ぶ589.5kmの鉄道路線である。
日本で初めて鉄道が敷設されたのは、
新橋(後の汐留貨物、現・廃止)から横浜(現・桜木町)で、
1872年6月12日に品川から横浜が仮開業し1日2往復していたが、
敷設区間全区間で営業が開始されたのは同年10月14日である。
1874年5月11日には大阪から神戸までの区間が開業、
1876年7月26日には大阪から向日町まで延伸、
同年9月5日には向日町から大宮通仮停車場(原・廃止)まで延伸、
1877年2月6日には大宮通仮停車場から京都まで延伸、
同時に大宮通仮停車場は廃止された。
1879年8月18日には京都から大谷(現・廃止)まで延伸、
1880年7月15日には大谷から大津まで延伸した。
大津から琵琶湖上を船舶で繋ぐ太湖汽船が就航したのは1882年5月1日で、
1883年5月1日には対岸の長浜(現・近江八幡)から関ヶ原までの区間が開業している。
1884年5月25日には関ヶ原から大垣まで延伸した。
資材運搬のため1886年3月1日に武豊から熱田の区間が開業した。
この区間は現在、武豊から大府までが武豊線、
大府から熱田までが東海道本線となっている。
同年4月1日には熱田から清洲(現・枇杷島)までが延伸、
同年5月1日には清洲から一ノ宮(現・尾張一宮)まで延伸、
同年6月1日には一ノ宮から木曽川まで延伸した。
一方、神戸から大垣まで敷設された路線は、
1887年1月21日に大垣から加納(現・岐阜)まで延伸、
同年4月25日には加納から木曽川までが繋がり、
武豊から大府を経由して神戸までの区間が、
琵琶湖上の太湖汽船を経由する形では繋がった。
最初の鉄道敷設区間だった新橋から横浜までの区間も、
同年7月11日に横浜から国府津まで延伸した。
1888年9月1日にはと武豊から大府を経由して木曽川ので敷設された区間の、
大府から浜松までの区間が開業した。
1889年2月1日は新橋から国府津まで開業していた区間に、
国府津から静岡までの区間が現在の御殿場線のルートで延伸開業、
同年4月16日には静岡から浜松の区間が延伸して繋がり、
新橋から神戸までの区間が琵琶湖上の太湖汽船経由で繋がった。
1889年7月1日には大津から大谷(現・廃止)の途中にあった、
馬場(現・膳所)から長浜(現・近江八幡)の区間が開業し、
大津から長浜(現・近江八幡)の太湖汽船を経由せず、
新橋から神戸までが鉄路で繋がり、東海道本線は全通した。
大井町は山手線と分かれた京浜東北線の最初の駅であり、
JR東日本東京総合車両センターの隣接駅でもある。
但し東京総合車両センターには品川駅側からではなく、
大崎駅側から入線するようになっている。
大崎からは品川から東海道本線と分かられた横須賀線と、
合流する線路も大崎工場に沿って設置されている。
画像 dd26420
撮影日時 2020/11/08 15:11:29
JR大井町駅舎になっているアトレ大井町。 画像は中央西口である。 画像 de5114 撮影時刻 2002/07/13 16:15:49 |
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東急大井町線大井町駅。 隣はJR大井町駅西口。 東急大井町線は大井町から、 東急田園都市線二子玉川までを結ぶ。 画像 de5115 撮影時刻 2002/07/13 16:21:02 |
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JR大井町駅東口。 区役所通り沿いに出口がある。 画像 de5118 撮影時刻 2002/07/13 16:25:18 |
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